システム受託開発・ソフトウェア開発なら、有限会社ユニコムシステム(宮崎県えびの市)

Windows アプリケーション用ログモニターを開発しました。
ログモニターソフトウェア(UnicoMonitor)と、ログを出力するクライアントDLL(UnicoMonitorClient)を
公開致します。

unicomonitor unicozip

[wpdm_package id=’294′]
[wpdm_package id=’315′]
[wpdm_package id=’300′]

特徴

  • ユーザアプリケーションから出力されたログ(DLL経由)はログモニターで収集され、ログファイル(日にち単位)として管理されます。(UDP ソケット通信を使用しています)
  • ログ出力内容に応じて、ログファイルの分割が可能です。(最大20分割)
  • 古いログファイルは ZIP 形式で圧縮され保存されます。
  • 指定日数が過ぎると、ログファイルは自動削除されます。
  • ログファイルサイズが 10MB を超えると、出力先のファイル名を切り替えます。(連番付のファイル名)
  • PCからのログファイル持ち出しを容易にするため、指定期間の複数のログファイルを 1つに圧縮するアプリケーションが付随します。

アプリケーション構成

下記アプリケーション(exe/dll)、および INI ファイルを同一ディレクトリに保存します。
起動時に INI ファイルが存在しない場合は、自動作成されます。

  • UnicoMonitor.exe : ログモニターアプリケーション。起動時はタスクトレイにアイコン化しています。(多重起動は無効)
  • UnicoZIP.exe : ログファイル圧縮アプリケーション。UnicoMonitor.exe の [Tool]メニューから起動します。
  • UnicoMonitorClient.dll : ログ出力クライアント DLL (32bit版)
  • UnicoMonitorClient64.dll : ログ出力クライアント DLL (64bit版)

使用方法

UnicoMonitorClient.dll (UnicoMontorClient64.dll) が提供する関数をコールします。

  1. StartLogPrinter : ログを開始します。UnicoMonitor.exe が起動していない場合、起動します。
  2. WaitLogMonitorReady : UnicoMonitor.exe の起動確認を行います。
  3. LogPrint : ログを出力します。
  4. StopLogPrinter : ログを停止します。UnicoMonitor.exe は終了しません。

UnicoMonitor.ini

[Setting]セクション

  • LogRoot__ : ログファイル保存先のディレクトリを指定します。この中に最大20個のディレクトリを作成します。
  • LogMax___ : ログファイル分割数を設定します(1~20)。ここで設定した数分、[LOG_nn]セクションを設定する必要があります。
  • LogSplit_ : ログファイルサイズが 10MB を超えた場合、連番付ファイル名で分割するかどうかの設定です。(1:分割する 0:同一ファイル名)
  • AutoZip__ : 古いログファイルを ZIP 形式で圧縮するかどうかの設定です。(1:圧縮する 0:圧縮しない)
  • BindIp___ : UDP ポートを bind する IPアドレスを設定します。StartLogPrinter 関数(DLL) でも同一の IPアドレスを指定する必要があります。
  • UdpPort__ : UDP ポート番号を指定します。StartLogPrinter 関数(DLL) でも同一の UDP ポート番号を指定する必要があります。

[LOG_nn]セクション (nn : 01~20)

  • Caption__ : UnicoMontor のタブに表示するキャプションです。
  • DirName__ : “LogRoot__” 以下に作成するサブディレクトリ名を設定します。
  • Prefix___ : StartLogPrinter 関数(DLL) で指定した Prefix と同一の場合、このディレクトリにログファイルを出力します。ファイル名に使用可能な2文字を設定します。
  • KeepDays_ : ログファイルの保存日数を指定します(0~180)。この日数より古いログファイルは自動削除されます。ただし 0 を設定した場合、自動削除は行いません。

UnicoMonitorClient.ini

[UnicoMonitor.exe]セクション

  • AutoStartSW : StartLogMonitor 関数(DLL) コール時、下記 “Directory” に存在する UnicoMonitor.exe を起動するかどうかを設定します。(1:起動する 0:起動しない)
  • Directory : UnicoMonitor.exe が存在するディレクトリを設定します。設定値が空(もしくはキーがない)の場合、カレントディレクトリを自動設定します。